発達障害の特性で仕事が続かないとお悩みの方へ。長続きするためのポイントや就労サービスを解説

発達障害の特性で仕事が続かないとお悩みの方へ。長続きするためのポイントや就労サービスを解説

「発達障がいがあるから仕事が続かないのかな…」
「発達障がいがあっても仕事が長続きするポイントを知りたい…」
上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

発達障がいがある方は、障がいの特性を活かせていなかったり、周りの人の考慮がない場合は働きづらいと感じやすいです。

しかし、事前に仕事が続かない理由や長続きするコツを知っておくと、自分にあった仕事選びや、トラブルを避けやすくなりますよ。

そこで札幌市西区にある就労継続支援B事業所の「ジャバメート」が、発達障がいがある方が仕事が続かない理由と対処法についてご紹介します。

長続きするポイントや就労サービスについても解説しているので、仕事を長く続けたい方は参考にしてみてください。

発達障害がある方の仕事が続かない理由・対処法

まずは、発達障がいがある方の仕事が続かない理由と対処法を、障がいの種類別にご紹介します。

どのような理由から続かないのか把握しておくと、仕事選びで失敗しにくいです。
また仕事によるトラブルを避けられるので、仕事が続かないと悩んでいる方はチェックしてみてください。

自閉スペクトラム症(ASD)の方の仕事が続かない理由

自閉スペクトラム症(ASD)は、発達障がいの中でも「対人関係」や「対応力」に関して仕事で指摘されやすい傾向があります。

たとえば、報告・連絡・相談が苦手だったり、良好な人間関係の構築が苦手だったりするケースが多く、コミュニケーション面でトラブルがおき、働きづらいと感じる場合が少なくありません。

ほかにも自閉スペクトラム症(ASD)の方はこだわりが強い一面もあり、予定外のタスクに対応する必要が出たときや、ハプニングが起きた場合に柔軟に立ち回れず、ミスに繋がってしまう可能性があります。

自閉スペクトラム症(ASD)の方は、マニュアルがしっかりと作られている会社や、少人数で作業を行う会社がおすすめです。

コミュニケーションが少なくても済む仕事や臨機応変な対応が必要ない職場を選ぶと、仕事が続きやすいです。

注意欠如多動症(ADHD)の方の仕事が続かない理由

注意欠如多動症(ADHD)の方が仕事が続かない理由は、「注意力」や「衝動性」に関して仕事で指摘されやすいです。

たとえば、注意事項を説明しているのにもかかわらず、全然話を聞いていなくて失敗してしまうケースは、注意欠如多動症(ADHD)の方がよく起こしやすいミスです。

注意事項や指示を受けるときには、メモ書きなどをして渡してもらったり、メモを取ったりすると、ミスが起きにくくなりますよ。

また、衝動性に関しては、話の途中で腰を折ったり口を挟んでしまったりする場合です。
重要な話が進まないため、叱られてしまい、人間関係がギクシャクして仕事が続かないというケースもあります。

注意欠如多動症(ADHD)の方は得意なことであれば高い集中力を発揮しやすいため、興味がある分野で個性が活かせる仕事に就くと良いでしょう。

学習障害(LD)の方の仕事が続かない理由

学習障害(LD)の方は、「読む」「書く」「聞く」などの点において仕事のミスが起きやすい傾向にあります。

たとえば、取引先や社内連絡の内容が読み取れず、注意喚起されていたのに失敗してしまう場合があります。
ほかにも、計算や数字に関する仕事の場合は、理解に時間がかかってしまうケースが少なくありません。

そのため、学習障害(LD)の場合は周りの方で相談できるような方を作りましょう。
相談することができると、読み書きがわからない場合でも、聞いて対応することができます。

発達障害のある方の仕事が長続きするための5つのコツ

発達障がいのある方が仕事で長続きするために押さえたいコツは、5つあります。

  • 得意・不得意を把握しておく
  • 気になる会社の社風・雰囲気など入念にリサーチする
  • 雇用形態を見直す
  • 業務内容を詳しく聞いておく
  • 就労支援サービスを利用する

それぞれのコツについて解説していくので、仕事が続かないと悩んでいる方はチェックしてみてください。

1.得意・不得意を把握しておく

仕事で長続きするためのコツは、自分自身の得意・不得意を把握しておくことが大切です。

たとえば、注意欠如多動症(ADHD)の方であれば、興味がないことや苦手なことに対しては集中力がないですが、得意な分野に関しては高い集中力を発揮しやすい傾向にあります。

そのため、Webデザイナー・調理師・介護士などの専門職に就くと長続きしやすいですよ。

2.気になる会社の社風・雰囲気など入念にリサーチする

仕事が長続きするコツとして、気になる会社の社風や雰囲気を入念にリサーチしましょう。

たとえば、人付き合いが苦手な方が、和気あいあいとした職場に行くと、しんどいと感じてしまうことがあります。
また社風によって積極的な行動を求められる場合もあり、働くことが辛いと感じてしまいやすいです。

事前にリサーチをしておくと、思っていた会社と違ったという状態を防げますよ。

3.雇用形態を見直す

発達障がいのある方の仕事が長続きするコツとして、雇用形態の見直しも視野に入れましょう。

たとえば、障がいがない方と同様の条件で働く一般枠の場合は、障がいの特性に対する配慮してもらいにくいため、悩みを抱えて仕事が長続きしない場合があります。

障がい者雇用を選ぶようにすると、障がいの特性で配慮してほしいことを職場に申し出る必要がありますが、申し出通りに対応してもらうことができるため、長く働きやすいです。
発達障がいの特性に合わせて働くためにも、一度雇用形態を見直してみましょう。

4.業務内容を詳しく聞いておく

仕事を選ぶ際に、業務内容を詳しく聞いておくと、仕事が長続きしやすいですよ。
確認が不十分だった場合、苦手な業務を行う必要がある可能性があります。
業務内容を詳しく聞いておくとミスマッチを防げるでしょう。

5.就労支援サービスを利用する

仕事で長続きするコツでは、就労支援サービスを利用するのもおすすめです。

発達障がいがある方が利用できる就労支援サービスでは、就労移行支援や就労継続支援A型・B型などがあります。
仕事や生活に関する相談に乗ってくれるサービスもあり、相談をしながらあなたにあった仕事を見つけられますよ。

第三者の意見も聞きながら仕事探しができるので、仕事を見つけたいときは就労支援サービスを活用しましょう。

ジャバメートでは、仕事以外にも、「どのような将来を目指したいのか」というお話を聞きながら一緒に目指したいゴールに向かってサポートさせていただきます。

将来を見据えた相談やサポートを希望する方は、一度ジャバメートに足を運んでみてください。

ジャバメートについて

発達障害のある方が利用したい就労サービス

発達障がいがある方が利用したい就労サービスは、以下の5つです。

  • ハローワーク
  • 転職エージェント
  • 発達障害者支援センター
  • 就労移行支援事業所
  • 相談支援事業所

それぞれの就労サービスについて特徴を解説していきます。

ハローワーク

ハローワークは国が運営している総合的雇用サービス機関です。
ハローワークの職員には障がいに対する専門的な知識を持ち、話を丁寧に聞いたうえで具体的にどのような仕事があるか情報提供を行ってくれます。

ほかにも就職に関する相談に応じたり、採用面接に同行してくれたりします。
全国各地にハローワークはあるため、仕事を探したい場合はハローワークの職員に相談してみるのもおすすめですよ。

転職エージェント

転職エージェントは、担当者のサポートを受けながら仕事探しができるサービスです。
公開している求人だけでなく、非公開求人も確認できるため、豊富な求人の中から仕事を探したい方に向いています。
また、希望条件を伝えて、条件に合う仕事が見つかった際には紹介してもらえますよ。

発達障害者支援センター

発達障害者支援センターは、障がいを持つ方の支援を総合的に行っている専門機関です。
就労に関する支援だけでなく、生活や医療・福祉などの関係機関と連携しており、相談内容に応じた指導や助言を行ってくれます。
発達障害者支援センターは全国各地にあるため、仕事だけでなく生活や医療などのことも相談したい方に向いているでしょう。

就労移行支援事業所

就労移行支援事業所は、障がいがある方が働けるように、就労に必要な知識や技術に関する訓練を行ってくれる機関です。

就労に関する知識や技術の定着だけでなく、就職活動のサポートや相談も行っていますよ。
障がい者手帳を持っていない場合でも、主治医の診断書や意見書があり、自治体の判断で認められると利用できます。

一般企業への就職を目指したい方におすすめです。

相談支援事業所

相談支援事業所は、就労継続支援A型・B型事業所を探したい方に向いています。
主に、相談内容に沿った情報提供や機関の紹介、福祉サービスの援助などを行っています。

全国各地に配置されており、札幌市にも多くの相談支援事業所がありますよ。
札幌市公式サイト

具体的にどのようなサービスを利用するべきか、わかりやすく説明してくれるため、仕事探しやどのようなサービスを利用するべきか迷っている方は相談支援事業所を活用してみてください。

発達障害のある方におすすめの仕事

発達障がいのある方におすすめの仕事では、次の職業などがあげられます。

  • 工場や倉庫作
  • 接客業
  • 清掃・クリーニング業
  • サービス業
  • 事務職

たとえば、工場や倉庫作業のように、業務に大きな変化がない場合は発達障がいを持っていても働きやすいです。

ほかにも清掃業やクリーニング業は少人数で行うため、コミュニケーションが少なく黙々と作業を行えますよ。
仕事を長く続けるために、自身の得意・不得意を理解したうえで仕事を探すようにしていきましょう。

まとめ

発達障がいがある方は、障がいの特性から仕事が続かないと悩みを抱えてしまう方も少なくありません。

しかし、仕事が長続きするコツやミスを防ぐための対処法を知っておくと、大きなトラブルを防ぎながら働き続けられますよ。
仕事が続かないと悩んだ経験がある方は、本記事で紹介した内容を意識してみてください。

無理なく働けるジャバメートでお仕事に慣れよう!

ジャバメートは、札幌市西区二十四軒(札幌中央卸売市場向かい)にある、就労継続支援B型事業所です。地下鉄東西線「二十四軒駅」から徒歩8分と、地下鉄で通える便利なアクセス。

ジャバメートの5つの特徴
  1. 高収入を目指せる! 頑張り次第で、高い工賃をGET!
  2. 洗濯スキルがUP! 自分の洗濯物を週1回、仕事として洗えます。
  3. 自分に合った仕事を選べる! 洗濯、ポスティング、清掃、チラシ折りなど、色々な仕事があります。
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  5. アットホームな雰囲気!

「働きたいけど、続けられるか不安…」
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そんな方も、ご安心ください。ジャバメートは、一人ひとりのペースに合わせて、丁寧にサポートします。

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