【徹底解説】引きこもりでも生活保護は受けられる?受給条件・申請方法をわかりやすく解説

【徹底解説】引きこもりでも生活保護は受けられる?受給条件・申請方法をわかりやすく解説

「引きこもりになってしまい、生活するのが厳しい…」という悩みを抱えていませんか?

引きこもりの状態だと働いていないためお金を稼ぐことができず、生活が貧困化してしまいます。

そこで本記事では、引きこもりでも生活保護を受けられるのか、受給条件や申請方法について解説していきます。

生活保護を受けないと生活が苦しいと考えている方は、参考にしてみてください。

札幌市西区にある就労継続支援B型事業所「ジャバメート」では、ひきこもりで外出が難しかった方が「社会復帰できた!」という嬉しいお声をたくさんいただいています。お電話またはお問い合わせフォームから「お申込み」いただき、見学・体験ができます。ぜひお気軽にご相談にいらしてください。

ジャバメートホームページ

まずは知っておきたい!生活保護制度について

まずは、生活保護制度の基本についてご紹介します。

生活保護とはどのような制度なのか、支援の種類や受給額の目安について解説していきます。

 生活保護制度とは?どんな時に受けられるの?

生活保護とは、健康で文化的な最低限度の生活を保証する制度です。

生活保護は国民の権利ではあるものの、収支や健康状態、家庭状況などさまざまな条件があります。

たとえば、収支が最低生活費を超えている場合は、生活保護を受けられません。

生活保護を受けたい場合は、受給条件や受けられないケースを含めて確認しておきましょう。

 生活保護で何ができる?支援の種類

生活保護の支援の種類は、以下の8つがあります。

  • 生活補助:食べ物や着るもの、光熱水費など暮らしに必要な費用
  • 住宅補助:家賃や地代など住むために必要な費用
  • 教育補助:義務教育を受けるうえで必要な費用
  • 医療補助:医療や怪我の治療または療養のために医療機関に支払う費用
  • 介助補助:回保護犬サービスを利用するための費用
  • 出産補助:分娩などに必要な費用
  • 生業補助:生計を維持するための小規模な事業に必要な費用
  • 葬祭補助:保護を受けている方がなくなったときの費用

それぞれの特徴を把握して、どのような支援が必要なのか確認しておきましょう。

参照:東京都福祉局

 生活保護費はいくらもらえる?受給額の目安

生活保護費の受給額は、「どのような支援を受けるか」「どこに住んでいるか」「年齢」「人数」などによって変わります。

たとえば札幌市で25歳の方が一人暮らしの場合は、11万円程度受け取れます。

札幌市で二人暮らしの場合は、16万円程度受け取ることが可能です。

東京都の23区で二人暮らしの場合は、生活補助と住宅補助を併せて約19万円受け取れます。

各自治体に相談すると条件を加味したうえで受給額を教えてくれるため、気になる場合は相談してみましょう。

参照:厚生労働省

引きこもりでも大丈夫?生活保護を受けるための4つの条件

生活保護を受けるための条件は、以下の4つがあげられます。

  1. 世帯収入が最低生活費に満たない
  2. 病気やケガなどで働けない
  3. 親族からお金の援助を受けられない
  4. 土地、建物、車などの資産を持っていない

それぞれの条件について解説していきます。

①世帯収入が最低生活費に満たない

生活保護は世帯収入が国が定める基準よりも下回っている必要があります。

具体的な金額は、居住している地域や世帯人数によって変わりますが、13万円以下を目安にすると良いでしょう。

ただし生活保護は食費や服の購入費用、光熱費などの使用目的に制限があるため、注意が必要です。

②病気やケガなどで働けない

生活保護を受ける場合は、病気や障がいなどにより、就労が困難と認められた場合に適用されます。

病気や怪我などで働けないという正当な理由がある場合は、生活保護を受けられますよ。

③親族からお金の援助を受けられない

生活保護が受けられる条件として、親族からの金銭的な援助を受けていないという点も含まれます。

たとえば怪我や病気などで働けない状態で、親が生活のために仕送りをしてくれているという状態では、生活保護を受けられません。

そのため、仕送りを受けている方は生活保護が受けられない点を把握しておきましょう。

④ 土地、建物、車などの資産を持っていない

生活保護を受ける条件として、土地や建物、車などの資産を持っていないことがあげられます。

ただし通院や子どもの送迎など、公共機関が少ない地域に澄んでいる場合は、利用を許可される可能性もあります。

また、住宅ローンの支払いが終わっていれば自宅に住み続けることもできます。しかし、住宅ローンを生活保護費で返済ができないため、ローンが残っている場合は、売却する必要があるのでご注意ください。

状況によって変わるため、生活保護を受けたい場合は、相談してみると良いでしょう。

 引きこもりの方が生活保護を受けられないケース

生活保護は、国民が健康で文化的な最低限度の生活を送るための制度ですが、状況によって制度が受けられません。

生活保護が受けられないケースは、以下の2通りです。

  • 借金がある場合
  • 生活保護以外の制度が利用できる場合

それぞれの状況について解説していきます。

借金がある場合

引きこもりの方が生活保護を受けられないケースは、借金がある場合です。

借金がある状態で生活保護を行うと、借金返済に当たる可能性があるためです。

自己破産または債務整理の相談を専門家にすることが最優先と考えられるため、借金がある場合は生活保護を受けられません。

そのため、借金がある場合は事前に債務整理を行いましょう。

生活保護以外の制度が利用できる場合

生活保護以外で利用できる制度では、年金や失業保険、傷病手当などがあげられます。

生活保護は最終手段でもあり、上記の失業保険や傷病手当を受けている場合は、生活保護を受けられません。

そのため、他に利用できる制度がないか事前に確認しておくと良いでしょう。

生活保護を申請するには?手続きの流れをステップごとに解説

生活保護を受けるためには、3つのステップで進む必要があります。

  1. まずは相談!福祉事務所へ
  2. 申請!そして調査を受ける
  3. 支給決定!生活保護費の受け取り

それぞれの流れについて解説していきます。

STEP1. まずは相談!福祉事務所へ

生活保護を申請したい場合は、住んでいる地域を所管している福祉事務所に相談するようにしましょう。

市役所のみの地域の場合は「市役所」区役所しかない場合は「区役所」で申請できます。

生活福祉課の相談員に生活保護の相談を行います。

STEP2. 申請!そして調査を受ける

次は、生活福祉課の相談員の指示に従って生活保護の申請を行いましょう。

生活保護申請後は身辺調査が行われます。

原則として14日以内に受理されますが、状況によってはもう少し早い場合もあります。

STEP3. 支給決定!生活保護費の受け取り

調査を行った際に問題ないと判断された場合は、支給が決定します。

支給が決定したあとは指定した口座に振り込まれるため、生活保護費を受け取りましょう。

生活保護の振込日は一般的に毎月1日から5日とされています。

 引きこもりから社会へ!就職をサポートしてくれる機関

引きこもりから社会復帰を目指したい場合は、さまざまな専門機関のサポートを受けましょう。

就職をサポートしてくれる専門機関では、以下の3つがあげられます。

  1. ハローワーク
  2. 地域若者サポートステーション
  3. 就労移行支援

それぞれの特徴について解説していきます。

ハローワーク

ハローワークは、厚生労働省が運営している職業紹介機関です。

全国に設置されており、地元で働きたいという方に向いています。

また職業紹介だけでなく、職業相談や職業訓練なども行っているため、社会復帰を目指したい場合に役立ちますよ。

地域若者サポートステーション

地域若者サポートステーションは、15~49歳までの就労に悩む方向けの支援施設です。

全国177か所に設置されており、就業体験やコミュニケーション講座、ビジネスマナー講座など働くうえで必要なスキルや体験ができます。

また地域密着型でもあり、引きこもりや不登校など社会との接点が一時的に離れた方にも丁寧にサポートしてくれますよ。

就労移行支援

就労移行支援は、一般企業で働くことを視野に入れて就職活動をしたい方におすすめの施設です。

障がいがある方を対象としており、うつ病や引きこもり、発達障害の方でも利用できます。

就労に向けたスキルアップや職場実習などを受けることが可能で、働くために必要なスキルを身に着けたい方におすすめです。

生活保護を受けながら働くという選択|就労継続支援B型事業所で働く

生活保護を受けながら少しずつでも働くことに慣れたい方は、就労継続支援B型事業所がおすすめです。

就労継続支援B型事業所は通所して作業を行い、工賃を受け取るという働き方で、自分のペースで働けるという点が大きな特徴となっています。

たとえば週1回や週2回から働くことができるほか、午前・午後だけという働き方も選択可能です。

工賃が月15,000円を超えなければ収入として認定されず、超えてしまった場合は生活保護費から差し引かれます。

働くことに慣れたい方は、就労継続支援B型事業所に相談してみましょう。

札幌市西区にある就労継続支援B型事業では「ジャバメート」は、引きこもりで外出が難しかったという方も多く通ってくれています。「無理なく少しずつ働くことに慣れる」ことからはじめませんか? 社会復帰を目指したいと考えている方は、ジャバメートに一度ご相談ください。

ジャバメートホームページ

まとめ

引きこもりの方でも、生活保護を受けながら生活することは可能です。

しかし生活保護も条件があり、受けられる人と受けられない人がいます。

生活保護を受けたい場合は、事前に生活保護以外に利用できる制度がないかを確認し、福祉事務所に相談してみるようにしましょう。

また生活保護を受けながら就労継続支援B型事業所で働くことも可能なので、少しずつ働きたい方は、B型事業所にも相談してみてください。

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ジャバメートは、札幌市西区二十四軒(札幌中央卸売市場向かい)にある、就労継続支援B型事業所です。地下鉄東西線「二十四軒駅」から徒歩8分と、地下鉄で通える便利なアクセス。

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